こんにちは、はんなり仏壇の出村です。
本日ですが、当店の位置する福井県では、久しぶりにまとまった雨が降りました。天気予報を見ると、今週は30℃を下回る日も出てきそうですし、徐々にですが秋が近づいているのかもしれませんね。
さて、本日、広島県内のご寺院様の位牌堂に置かれるお位牌4本を仕上げさせて頂きました。
「三方金京中台」という黒塗りと金箔で仕上げられたお位牌に、当店職人による手書き文字にて文字入れを行いました。
近年、機械による文字入れが普及する中、ご寺院様のご要望により「手書き」で仕上げさせて頂いています。
手書きの良さは、何と言っても耐久性の高さにあるため、お寺用のお位牌に適しています。一見、機械で彫刻された方が耐久性が高そうですが、漆と本金粉を用いて仕上げるため「手書き」の方が圧倒的に長持ちします。100年経っても色褪せずはっきりと文字が残ります。
「手書き」の場合、書体は職人の筆遣いにお任せとなりますが、書家の筆遣いの癖も一つのアジとして温もりのある仕上がりとなります。当店では、現在、手書きの書家が2名在籍しておりますので、お位牌の作成をご検討されている方は参考にして頂けると幸いです。

今回、作成したお位牌はこちらです↓













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