こんにちは。はんなり仏壇の上出です。
すっかり気温も涼しくなり、一気に秋らしい気候になってきましたね。急激な寒暖差で体調を崩しやすい季節なので、皆様どうぞお体ご自愛くださいませ。
普段は主に電話窓口を担当しているのですが、お客様から過去帳の書き方や扱いについて聞かれる事がよくあります。
古いお位牌をまとめて過去帳にしたい、墓じまいをするからこれを機に過去帳を新調したい、昔から受け継いでいる過去帳に加筆してほしい、などなど。
過去帳のお話をお伺いする際にはご家族やご先祖様のお話を聞く事も多く、お客様の家それぞれの歴史のようなものを感じられる、ちょっと不思議な気持ちになるお仕事です。
さて、今回は少しだけ人数の多い過去帳の製作をさせていただきました。
人数は15名程でしたが、古い繰出しの札板から文字を読み取り、原稿の製作を経てお客様に確認を取っていきます。
これがなかなかスムーズに行かない事も多く何度もお客様とお電話のやり取りをするのですが、長いと1時間近くお話する事もあり、一緒になって「この字はなんて読むんだろう」って推察したりもします。(もちろん適当に済ませたりはしませんよ!)
最終的にまとまって、お客様と共にふぅと一息つく瞬間が結構達成感があって好きな作業です。
書家から仕上がってきた過去帳を見たときには思わず「おおっ!」と声をあげてしまいました。
お客様が気持ちよくお参りしていただける事を願って、ヤマト便を見送りましたよ!
当店では、過去帳の作成において、数名の手書き職人と専用の機械を使用して柔軟に対応しております。大人数の文字書きにも対応しておりますので、過去帳の作成の際はお気軽にご連絡くだされば幸いです。
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