繰り出し位牌には7枚から10枚程度の札板が内蔵されています。こちらでは内札の種類と文字入れ方法についてご説明致します。
繰り出し位牌の内札とは?
繰り出し位牌には複数枚の札板が内蔵されており、1本のお位牌に多くのご先祖様の戒名を収納することができます。内蔵されている札板は主に「表札」と「内札」に分かれていて、内札の方にご先祖様の戒名や没年月日等を記入していきます。
※表札には「◯◯家先祖代々之霊位」「◯◯家之位牌」などを記入します。
内札の種類
内札は主に以下の種類があります。
・白木札(ほぼ全ての繰り出し位牌に適用されています。)
・黒塗り札(主に黒塗りで仕上げられた繰り出し位牌に適用されています。)
・唐木札(主に唐木材で仕上げられた繰り出し位牌に適用されています。)
※唐木材・・紫檀や黒檀など
白木札とは?文字入れ方法について
白木札は、文字通り白木で仕上げられた札板になります。色合いが白色系のため黒文字にて仕上げていきます。
◯白木札への文字入れ方法(おすすめ順)
・機械書き 黒文字
・手書き 黒文字(墨汁)
黒塗り札とは?文字入れ方法について
黒塗り札は、黒塗りで仕上げられた札板です。主に金文字で仕上げていきます。
◯黒塗り札への文字入れ方法(おすすめ順)
・機械彫り 金文字
・機械書き 金文字
・手書き 金文字
唐木札とは?文字入れ方法について
唐木札とは、紫檀や黒檀で作られた札板です。非常に硬い素材で湿気やキズに強く耐久性に優れています。主に金文字で仕上げていきます。
◯唐木札への文字入れ方法(おすすめ順)
・機械彫り 金文字
・機械書き 金文字
・手書き 金文字
代筆・記入代行も承ります!
当店では、お客様お手持ちの繰り出し位牌の札板への代筆・記入代行も承っております。ホームページからはもちろん、ラインや電話からも注文を受け付けております。ご不明な点がございましたらお気軽にご連絡ください。